エクストラバトル開催による禁止改定で日本環境の「エクストラ」と海外環境の「Expanded」がほぼ同じになりましたね。(ミツル、ルザミーネの有無程度の差異)
という訳で今回はエクストラの環境がどうなるのか予測できない!初めてだからどんなデッキがあるか分からない!という方向けに海外環境のオンライン大会で結果を残したデッキを紹介します。
ちなみにこれらのオンライン大会はデッキリストを事前登録と公開され、互いに60枚を見せ合いながらの対戦だったことに留意してください。
また、 デッキリストはこちらから参照しています。
【エクストラボックスに入っている強いカード】
ついでにエクストラの強いカードを紹介しようかと思いましたが、すべてを網羅することは難しいので、エクストラボックスに入っているカードの中から目を引いたものを簡単に紹介します。
・ミュウ
特性:はじまりのきおく
このポケモンは自分の場のたねポケモンがもつワザをすべて使える。
オカルトマニア収監を一番喜んでいるであろうカードの一つ。
後述する次元の谷との相性が抜群でウッウVのスピットシュートを毎ターン打つことができたりする。
・タマタマ
特性:ぞうしょく
この特性は、このカードがトラッシュにあるなら、自分の番に1度使える。
このカードを、自分の手札にもどす。
自分の番に1回使える。(大嘘)
自分の番に何度でも使える無限のリソースカード。
ゾロアークGXのとりひきをタダで行う違法取引が横行していたり、ホミカが無償6ドローカードになったり、ヨマワルのひとだましんかを実質ノーコストで使ってサマヨールに進化させたり、カスミ&カンナの追加効果をコスト1で使ってGX技を連打したりと、このようなやりたい放題を支える面白いカードです。
ハイパーボールを使う際に手札の枚数が厳しいと感じたら入れてみてもいいのではないでしょうか。
特性:ふしちょう
この特性は、このカードがトラッシュにあるなら、自分の番に1回使える。
コインを1回投げてオモテなら、自分のトラッシュから、それぞれ違うタイプの基本エネルギー3枚を、このカードにつけて、ベンチに出す。
現Expanded大会環境では見かけませんが、ライコウAやレシラムA、カイオーガAとの相性がいいカード。
バトルコンプレッサーでホウオウEXと基本エネルギーをトラッシュに落とし、コイン表を出して基本炎、雷、悪エネルギーをつけて、にんじゃごっこでレシラムAに入れ替えるだけで後攻1ターン目から270ダメージを押し付けたりできます。
ホウオウEXをレスキュータンカで山札や手札に戻してトラッシュしなおすことでふしちょうの試行回数を稼ぐこともできますが、デッキの構造上不安定な点は否めないので大会向きではないものの、面白いデッキの1パーツとしていかがでしょうか。
自分の山札を上から6枚見て、その中の基本エネルギーを1枚選び、自分のベンチのたねポケモンにつける。その後山札を切る。
グッズでエネルギー加速できるのは強い。似たカードであるターボパッチとの大きな違いは構築やプレイングで山札の基本エネルギーの濃度を調整できること。もちろんさるぢえで確定させられるのも〇。
このカードを万全の態勢で利用しようと、強力な特殊エネルギーは採用せずに基本エネルギーだけを採用するデッキも多いです。特に雷系統。
ミロカロスが収監されたとはいえ、オーロット&ヨノワールGXをこのグッズで動かそうとしてくる人をちょくちょく見かけるため今後のキーカードになるかもしれません。
・次元の谷
お互いの場の超ポケモンが使う技に必要なエネルギーは、それぞれ無色エネルギー1個ぶん少なくなる。
超タイプ用の4枚採用できる少し弱いサンダーマウンテン◇。
今回のオカルトマニア収監ではじまりのきおくミュウとパーフェクションミュウツー&ミュウGXがアップを始めたため、今後見かける機会が増えるであろうスタジアム。
おたがいのプレイヤーがベンチにおけるポケモンの数は8匹になる。
ゾロアークGXが拘りハチマキ込み210点出して大暴れすることとなった元凶のスタジアム。
今ではカビゴンVMAXがダンデ込みで330点出したりするので、ちゃんとウソッキーで道を塞ぎましょう。
スカイフィールド型ムゲンダイナVMAXは…どうなんでしょ?
・かるいし
つけるだけで逃げ0になる。
逃げるエネルギーの数というカードの個性を否定するのはやりすぎと判断したのか、SWSHでは風船になりました。
自分のトラッシュのサポートを1枚選び、相手に見せてから、手札に加える。
このカードのおかげでサポートが1枚ずつの採用でも複数回好きなときに使えるので、デッキの枚数の圧縮につながる。基本的に4枚入るカード。初動を重視するのなら3枚。
自分の山札から好きなカードを3枚まで選び、トラッシュする。
その後山札を切る。
マッドパーティの打点を上げるもよし、ミュウミュウのワザマシンを落とすもよし、サポートを落としてバトルサーチャーで使うのもよし。
もちろん山札の不要な札を減らして質を上げるのも強い。と様々な行動にアクセスできる便利カード。
・N
お互いにリセットスタンプを使いあう効果を持つサポーター。
手札を妨害するカードがいつ使われてもおかしくない環境なので積極的に不要そうな札は切っていきましょう。
最低限デッキに1枚は入り、構築段階から巻き返しを図るようなデッキには4枚入ることもあります。
自分の場のたねポケモンを選ぶ。その後、自分の山札からたねポケモンを1枚選び、そのポケモンといれかえる(ついているカード・ダメカン・特殊状態・かかっている効果などはすべて引きつぐ)。そして入れ替えたポケモンを山札に戻し、山札を切る。
エネルギーがたくさんついているけど、あのポケモンの技は脅威ではないと無視していたらにんじゃごっこから強いポケモンが出てきて強い技を撃たれてしまった!みたいなカード。
ホウオウEXのふしちょうからエネ拘束の強いアメイジングレアのポケモンやファイアー&サンダー&フリーザーGXにつなげたり、場に出て1ターン経過したポケモンを他のたねポケモンに入れ替えてすぐに進化させたり、バトル場に出てしまったデデンネGXを山札に戻すなんてこともできる。
また、場にいるピッピ人形もポケモン扱いされるのでにんじゃごっこの対象にできる。コントロールデッキでフーパになったり、シシコになってカエンジシに進化するのをしばしば見かけます。
場に雷エネが6つ溜まったところでカプ・コケコGXでエネルギーを集めてにんじゃごっこからの追加タッグボルトGXを宣言できたりもする実に夢のあるカード。
ほぼ見かけないけれども、好きなカードです。
このカードはドラゴンタイプのポケモンにしかつけられず、ついているかぎりすべてのタイプのエネルギー2個分としてはたらく。
エクストラにこのエネルギーがあるおかげで、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXが後攻1ターン目に追加オルタージェネシスGXを打つために必要なカードがタッグコールのみという魔境となりました。(タッグコール→ADP+グズハラ、グズハラ→スタジアム+かるいし+ダブルドラゴンエネルギー)
実際にはオルジェネの効果を消すポケモンレンジャーや動きを止める
改造ハンマーが存在しているためにスタンダードより隙が大きいので一概に打ち得ではないので相手を見て選びましょう。
また、ガブリアス&ギラティナGXをカプ・コケコ◇込みで即起動したり、オンバーンGXでグッズロックや特殊エネルギーロックしたり、たねポケモンの特性を消すサイレントラボとほろびのかがやきネクロズマの組み合わせも強力です。
【エーススペック】
このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。
自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。
その後山札を切る。
エーススペックというデッキに1枚しか入れられないカード群の1枚。
プリズムスターとは違いエーススペックの中から1種類を1枚しかデッキに入れられない。
エクストラのおよそ8割のデッキに入っている最強のサーチカード。
山札全てにアクセスできるのでこれ1枚が手札にあれば事故も解消できるし、1試合に1回しか使わないピン刺ししたカードを手札に引く確率をざっくり2倍にすることができる。
いつ手元にあっても強いので、迷ったらエーススペック枠はこのカードを入れましょう。
このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。
自分のトラッシュからトレーナーズを1枚選び、相手に見せてから、手札に加える。
トラッシュも山札になるカード。
初動の安定に寄与しにくいが、ピン刺ししたグッズを2回使いまわせるのが強い。
パソコン通信がなくともドローソースの安定するデッキはこちらの採用が多い。
自分の場のポケモンを1匹選び、そのポケモンと、ついているすべてのカードを手札に戻す。
グッズで場のポケモンを回収できる、すなわち前のターンに使ったカプ・テテフGXやデデンネGX、クロバットVなどを再利用できるカード。あえて言うならば場も手札。
回復はもちろん入れ替え札にもなりますが、一番強い採用理由はバトル場にいるポケモンだけを押し付けたいデッキでも、デッキを回すサポートポケモンを場に1度だけプレイしていい点。主にオーロットデッキでカプ・テテフGXを使えるのは便利でした。
今は回収ネット+ジラーチEXもあるし、他のエーススペックの方が汎用性が高いことから採用率はかなり低い。
自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。その後、入れ替えたポケモンについているエネルギーを好きなだけ選び、新しくバトル場に出たポケモンにつけ替える。
ポケモンいれかえ+バトル場にいたポケモンのエネルギーを好きなだけマルチつけかえする効果。
アセロラやまんたんのくすりによる回復だと場のエネルギーが失われて攻めを継続させにくいため、その隙を埋めるのに使われる。
デッキ公開された大会だとその強さが半減するが、非公開のエクストラバトルでは奇襲性も高い。
が、他のエーススペックの方が強い場面が多いので採用率は低め。
このカードを付けているポケモンがきぜつしたとき、相手がとるサイドは1枚少なくなる。
コントロール系のデッキに入ることが多いカード。
スイレンのつりざおやトラッシュのカードを山札に戻す効果の技で幾度もループできる。
日本では試合時間の影響から見ることは少ないかも。
【デッキ紹介】
ようやく本題。
私自身対戦に熱を入れていないので説明不足な点が多いと思いますが、参考にしていただけたら幸いです。
【セキタンザンVMAX】
LOS Weekly #11 1位/132人
日本スタンダードにいるセキタンザンデッキに強いカード(主に回復札となるアセロラとまんたんのくすり)を入れたバージョン。
マグカルゴのじならしで確定サーチしてヤレユータンのさるじえで好きなカードを引くという動きはカードプールが広がっても強力。
日本にはミツルがあり、後1ふんかだんも狙えてしまうのでここからデッキ構築が変わるのかも?
また、このデッキにエーススペックが入っていませんが、本人曰く持っていなかったとのことで、もしも所持していたらダウジングマシンを採用していただろう。山札はマグカルゴでサーチできるけどトラッシュからはできないからね、だそうです。
闘タイプは雷、無、悪とエクストラで多いタイプに弱点を突けるのがなんといっても強い。デッキを回すドローソースとなるデデンネGXとクロバットVを楽に倒せるのは他のタイプにはない長所でしょう。
LOS Weekly #11 17位/132人
パントマイムバリヤードとジラーチ◇を組み合わせてサイドを奪うコンボ型。
【対策】
セキタンザンVMAXは打点確保をヤレユータンに依存している割合が高いので、特性ロックが少し辛いです。
ダストダスに特性を止められる前にフィールドブロアーを手札に確保するようにマグカルゴを動かすか、スマホロトム型にするか、隠密フードを被る等で対策はされますが。
また、ウソッキーも少し効きます。ヤレユータン、マグカルゴ、アセロラ用に控えのセキタンザンVをベンチに確保したいので残り1枠しかテテフ、デデンネ、クロバットに割けなくなります。
そしてコントロールもかなり辛いはず…なのですが、LOS Weekly #11優勝者は襷ドリュウズデッキを予選で踏んで倒してますね。どう倒したんだろ?
もちろんモクロー&アローラナッシーGXデッキでジュナイパーを立てれば安全に狩れることでしょう。
LOS Weekly #11 2位/132人
サンダーマウンテン◇とカプ・コケコ◇、ピーピーマックスで早いデッキかつ、エレキパワーで打点を調整できる器用さ、ピカチュウ&ゼクロムGXによる加速で場を盤石にさせることもできれば、クワガノンVですぐにグッズロックできる対応力もあり。
更にシビルドンで多種多様なロックから抜け出すこともできるとエクストラで欲しい要素をかなり持っているデッキタイプです。
ゼラオラGXのらいじんゾーンでバトル場に縛られたポケモンを自由に動かし、フルボルテージGXで割られたエネルギーを付けなおすこともできるのでコントロールにも強め。
LOS Weekly #10 5位/112人 LOS Weekly #11 5位/132人(つけかえ1枚→ポスト)
クワガノンVに寄せた型。
ピッピのおかげで3神、ザシアンV、ガブギラの相手が少し楽になってそう。
【対策】
鍵となるピカチュウ&ゼクロムGXの低いHPが弱点なのでフルドライブの返しにワンパンできる要素のあるデッキを選択したい。
闘弱点をつけるとなおよし。追加タッグボルトを宣言させないベンチバリア持ちを採用するのもよい。
【悪BOX】
LOS Weekly #7 1位/125人
悪デッキは基本的に打点をゲッコウガ&ゾロアークGXのあくのはどうで出し、その打点調整用とどくさいみん光線によるデッドエンドGX要因にダークライGX、それらを潤滑に動かすダークライEX(やみのころも)、そしてサイドを多く取る要因のアクジキング(GX)がたまに入っていたりマニューラGXが入っていたりするデッキです。
LOS Weekly #11 3位/132人
ダブルドラゴンエネルギーが悪エネルギー2つになることからあくのはどうのダメージがさらに追加されるので、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのオルタージェネシスで打点とサイドスピードを上げるのと相性がいいです。
【対策】
広いベンチを活用するデッキなので、ウソッキーを先行1ターン目に立てるとデッドエンドGXやあくのはどうで後攻にワンパンされにくくなります。
デッドエンドGXの対策にキュワワーやコバルオンGXがいると突然死を防げて安心できます。ビッグパラソルでもよし。
やられる前にやりましょう。
HP180以下のサイドを2枚取られるポケモンが3体は並ぶはずなので、そちらだけをとりにいくプランもよい。
もちろん闘でイチゲキしたりレンゲキしたりすれば勝てます。
LOS Weekly #11 4位/132人
モクロー&アローラナッシーGXで2種類のラフレシア(にがにがかふん、イライラかふん)を立ててグッズロックとたねポケモンロックを主軸に相手の行動を縛るデッキ。
いらなくなったモクナシはAZで回収して確実に詰ませます。たねポケモンしかいないデッキ、グッズロックが辛いデッキ、GX,V以外で殴れないデッキは確実に止まります。
オカルトマニアがいないおかげでこれらのロックの解除を片手間にはできなくなったので、かなり追い風を受けていることでしょう。エクストラにはルザミーネが生存しているのも〇。
Expandedにはラフレシアで行動を縛れないVMAXが増えてきているので、ジュナイパーを追加で採用しているのが基本系。
またタッグコール→モクナシ+グズマ&ハラ、グズマ&ハラ→スタジアム+キャプチャ+道具という流れが後攻1ターン目に非常に強いので、スタジアムによる妨害を自然にできます。フィールドブロワーを使えない状況でのサイレントラボは実質オカルトマニア。
LOS Weekly #6 1位/103人
2進化ポケモンが3体立つことも多いので、超ブーストエネルギーも実用的なカードになる。
【対策】
後攻を取ってモクロー&アローラナッシーGXをワンパンすると相手はもう1体モクナシを出せないのでそのまま押し切れる。
隠密フードでにがにがかふんを無効化して殴り勝つ。ザオボーされないことを祈る、もしくはイライラかふんをグズマで引っ張って倒してから隠密フードを貼ろう。
モクナシが場にいない場合はミュウミュウでアローラガラガラGXのロストブーメランGXみたいな狙撃技とギラティナのバラマキ+アブソルのダメカン移動や、MタブンネEXのマジカルシンフォニーで倒すこともできる。
雷デッキはシビルドンを入れるだけでかなり楽になるので必ず入れよう。
エクストラのスピードに非ルール進化ポケモンでついていけるポケモンを探そう。
θストップを持ったポケモンはにがにがかふんの効果を受けないけど、たねポケモンに殴れるカードがいないので実質対策にはなってないぞ!
VMAXを止められるのはジュナイパーだけなので、VMAX+非ルールたねアタッカーの組み合わせでグッズロックに負けないデッキを組もう!
【ドラパルトVMAX+ダストダス】
LOS Weelky #11 8位/132人 LOS Weekly #10 3位/112人(ヤブクロンの種類が違う)
特性ロックしながらドラパルトVMAXで殴るデッキ。
打点は低いものの、相手が早いデッキなら改造ハンマーで遅くしたり、ゴミなだれダストダスでついていったりもできる。
終盤のN+パラレルシティ+特性ロックによる巻き返し性能は圧巻の一言。
【対策】
1ターン目は何もできないので、そのうちに盤面を完成させられるデッキを使おう!
使用するグッズを絞ってドラパルトでの殴りを強制させよう。
悪タイプで弱点を突こう!
【スピードザシアン】
LOS Weelky #11 9位/132人
後1からブレイブキャリバー230点を押し付けていくデッキ。ピーピーマックスとメタルソーサーのおかげでかなりの確率で殴っていける。
最大打点は230+こだわりハチマキ30+ダダリン10+戒めの祠10=280でほとんどのTAGTEAMをワンパンできるのが魅力。
ポケモンレンジャーでロックを解除しつつブレイブキャリバーを連打できるようになるのもとても面白い。
【対策】
最大打点でもVMAXに届かないので、まんたんのくすりやアセロラで回復。
雷デッキならライチュウ&アローラライチュウGXを育てると2回動ける。
オルジェネの支援の無いギルガルドV1枚だけではジュナイパーを対策しきれないのでうまいこと押し付ける。
性質上デデンネGXやクロバットVを出さないと殴れないのでそっちでサイドを稼ぐ。
LOS Weelky #11 10位/132人 LOS Weekly #10 2位/112人(スペチャ→ウソッキー)
ガブリアス&ギラティナGXにダブルドラゴンエネルギー手貼り+カプ・コケコ◇の先人の舞でエネルギーを確保し、ガラルジグザグマやホミカ+ぶっとびボムドガースで傷を入れ、240+ダメージを後1から出していくデッキ。
ガブギラで厳しい相手は、オンバーンGXでグッズロックと特殊エネルギーロックを絡めて戦う。サイド落ちしても、アーゴヨン&アクジキングGXの追加カオスオーダーGXで救出できるのでピンピン採用がギリギリ許される。
ここまでが基本系であとはピン刺しカードが人によって変わってくる印象を受けます。
私のお勧めはミミッキュ。これを入れるとミュウ&ミュウツーGXがかなり楽になり、ゾロアークGXにNが通るようになり、入れ替え札をゼラオラGXにしているデッキをかなり窮屈な思いをさせることができ、憎きドンカラスGXを倒せなくもなくなる。
ちなみにぶっとびボム枠がマタドガスではなくドガースなのは、カプ・コケコ◇やタマタマ、デデンネGX、クロバットVとスタートしてほしくないポケモンが多いため。
ドガーススタートは強くないけれど、回収ネットで手札に戻せるのでOK。
もちろんクイックボールで持ってこられる点もいいところ。
また、雷エネルギーを増やしてクワガノンVの採用している人もいます。
【対策】
サイレントラボ(先1)
クロバットVとデデンネGX、カプ・コケコ◇に頼る部分があるので。
ダストダス(ゴミなだれ)
気が付いたらフィールドブロワーでかるいしやちかハチを落とされるとワンパン圏内になってることが多い。
ザオボー4回
ダブルドラゴンエネルギーへの依存が高いので4回宣言できたらほぼ勝ち。
改造ハンマー
ガブギラの速さについていけないデッキには必須。
エクストラ環境なら1枚入れて損はない。
一度に3エネ加速できるデッキなら入れるのを検討するベきカード。
VMAX+まんたんのくすり
現実的なダメージの上限が280くらいなので、それ以上のHPを持つポケモンが回復してくると途端に厳しい。
ジージーエンドGXで飛ばされてもいいように後続は用意しておこう。
LOS Weelky #11 18位/132人
今回禁止されたミロカロスの代わりにマルマインGXでメタモンに加速し、その上にオーロット&ヨノワールGXを重ねてエリートトレーナーで相手の手札を3枚に。
そしてナイトウォッチャーで相手の手札を2枚減らして1枚にするというハンデスコンボ。
そしてそのターン稼ぎにゲンガー&ミミッキュGXのホラーハウスGXとソーナンスが入っているデッキ。
元のオロヨノミロカロスは前回猛威を振るいすぎていたので、今回の禁止改定でかなり弱体化されていますが、それでも戦えるスペックを持ったデッキでしょう。
【対策】
倒された後に7枚になるように引くので、自分のターンで動きやすくなります。
オロヨノ側もそれをわかっているのでブロワーを増やして対策しています。
ウソッキー(先1)
これが1枚あるだけでコンボ成功率が格段に落ちます。
悪デッキ
弱点ワンパンできるタイプかつ、1ターンで盤面完成できるので対策となりえます。
【クワガノンV】
LOS Weelky #11 23位/132人
どくさいタチワキブルパンでターンを終わります。のクワガノンV版。
ほとんどのデッキの半分程度がグッズで構成されているので、それを使用不可にできるのは強い。
サポーターもバトルサーチャーというグッズで再利用する前提で薄めの採用なので相手はとにかく動けなくなります。
ブルブルパンチ(30)より打点が20も上がり、エレキパワーの恩恵を受けられるので倒すスピードが倍くらいに上がっているし、〆のちょうでんじほうもガマゲロゲEXにはなかった魅力。
【対策】
ザシアンV
グッズロック下でもドローとエネ加速が安定するポケモンは強い。
モクナシラフレシア
グッズロックが無効で逆にグッズロックされるとただのパワーのないデッキに成り下がります。
セキタンザンVMAX
マグカルゴのおかげでグッズロックに耐性があるうえに弱点を突かれるのはしんどい。
グッズロックしただけでコントロールにイージーウィンできる訳ではありません。
クワガノンVは2エネ起動なのでザオボーのかるいしロスト+ムウマージのねじれたじゅもん+コールドクラッシュGXでグッズロックが解除されます。
クワガノン側はジュジュベ&ハチクマンまで入れてきちんと圧力をかけましょう。
LOS Weekly #10 1位/112人
ヤレユータンとヤミラミが禁止になっても、ホルビーでトラッシュのカードを山札に戻してチラチーノで引いて再利用するという動きはまだ健在であることを示したデッキ。
日本エクストラだとルザミーネが健在なので、カスミのおねがいで山札からサポートを3枚集めてミミッキュのなりすますで手札のサポートを使うミミッキュコントロールもまだまだ強いことでしょう。
【対策】
時間制限のキツイ日本環境では踏まないことを祈って無対策でもいいと思います。
炎軸
エネルギー加速や復帰手段が多いため、対コントロールを意識したカードを複数枚入れることが自然とできます。
有効なカード マルヤクデVMAX、ビクティニV、ビクティニ◇、リザードン&テールナーGX、炎の結晶、溶接工、鍛冶屋など。
汎用性はないけれど、フラダリ◇も。
ダストダス(特性ロック)
ドローソースをチラチーノ頼りにしているので、グッズロックよりも辛い場合がある。
グッズロック
これがあってようやくこのデッキとまともな戦いになると言っても過言ではない。
雷軸
トラッシュからのエネルギー加速、特性ロック、グッズロック、この3つの要素のうちどれか1つも持たない、単純にバトル場を殴るだけのデッキタイプはエクストラ環境では難しいと思っています。
(例外:1エネ起動、ハンデス、エナジーキーパー、追加でサイド取得、耐久まんたんのくすりアセロラなどなど)
LOS Weekly #10 7位/112人
スタンダードのアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンVをダブルドラゴンエネルギーで安定させて、クチートGXで手札から、ターゲットホイッスルでトラッシュからベンチにポケモンを引き釣り出してサイドを奪いきるデッキ。
このような基本形に貫通技持ちのギルガルドV、特殊エネルギーキラーのギルガルドEX、鋼エネルギーがついているポケモンが技の効果を受けなくなるマギアナEX、状態異常対策のコバルオンGX、マッドパーティ対策のウルトラネクロズマGX、3エネつくと強いピッピなどが好みで入っています。
【対策】
オルタージェネシスの解除以外にも使える準汎用カードなので3神をワンパンできないデッキには入れるのを検討してみましょう。
改造ハンマー
オルタージェネシスの返しにダブルドラゴンエネルギーを割れると1ターン貰えます。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXもザシアンVもワンパンです。強い。
ただ、闘魂のまわしでHPを補強されていると倒せないのでブロアーを用意しましょう。
無色3エネなので溶接工やカプ・コケコ◇とつけかえ、ぬけがけチェーンデッキ、アオギリカメックスなど出張できるデッキが多いです。
【ゾロアークムゲンダイナ】
LOS Weekly #10 16位/112人
打点の高いムゲンダイナVMAXとドローの強いゾロアークGXがエクストラで出会いついにタッグを組みました!
ダークパッチのおかげでエネルギー加速もあるので、ライオットビートしか宣言させてもらえなかったゾロアークGXがようやくトリックスターGXを撃たせてもらえたことに感動。
悪デッキよろしくダークライGXがいるので、270で届かない相手にデッドエンドGXも強い。
【対策】
ムゲンダイナVMAXの都合上アローラベトベトンをベンチに置けないのでどうしても対策ができなくなる。
悪アローラベトベター+スカイフィールドでウソッキーを対策しようとすると最大240点とタッグチームに対して打点が足りなくなるジレンマ。
・特性ロック
スカイフィールドを採用しなくていいはずなのに、採用しないと打点が足りなくなるという噛み合いの悪さを発生させることができる。
・セキタンザンVMAX
ストロングエネルギー+ディアンシー◇+エネありふんかだんという制約はありますが、1エネでムゲンダイナVMAXが飛びます。
ウソッキーがしんどいデッキなので、採用率を注視して握るかどうかを決めたいデッキ。
自由に動くことができたら、速さも火力も安定性も随一なのでマークは外さないようにしましょう。
【ミュウ&ミュウツーGX+次元の谷+プリズムエネルギー】
LOS Weekly #6 2位/103人
超タイプのポケモンの技コストを無色1つ分減らす次元の谷と、プリズムエネルギーで進化GXやEXの2エネ技を1ターン目から放っていくデッキ。
相手をグッズロックorGXEXロックしつつ相手を傷つけて、カラミティエッジで吹き飛ばしたり
ベンチをデデンネとテテフとクロバットとギラティナで埋めてからディスペエアーレイでトラッシュしてデメリットを消したり
ダメージを受けたらチェンジダメージで相手にダメカンを乗せ換えたり
そもそもたねポケモンからダメージを受けなくなったり
後1に0エネで50ダメージを2発飛ばしたり
所持している唯一の技ミラクルツインGXで200ダメージを与えながら全回復したり
と滅茶苦茶に好き勝手やるデッキです。
ミュウミュウのワザマシンを探しに公式の検索サイトでGXとEXとを絞って探してみるのは楽しいので、まだやったことのない方はおすすめします。
Weekly Expanded 3位/42人
MフーディンEXの10+乗っているダメカン×30の技も実用的。
【対策】
特性ロック
ダストダスやミミッキュ、アローラベトベトンできちんとマークしましょう。
ドローができなければ、対策用の隠密フードも引けないのでNを絡めるのもよし。
スタジアム
もしくは混沌のうねりで強い技を撃たれるのを1ターン遅くできる。
グッズロック+カリン
山札にあるポケモンをトラッシュに送る手段はグッズなので、1ターンは進化ポケモンの技を考慮しなくてもよくなります。
1回だけだと不安なので相手がデデンネなどでベンチを埋めた後に2回目も打てると安心。
これまでミュウミュウ側はシェイミEXのスカイリターンによる回復で対策できていましたが、収監されたのでこの手段が効くようになりました。
LOS Weekly #7 2位/125人
カビゴンVMAXの耐久から300点を出しつつ、ドローソースをゾロアークGXに任せていいのでAZで回復、ザオボーで妨害、グラジオで回収、ポケモンレンジャーでロック解除と多様なサポートを打ち分けられる対応力の高いデッキ。
アローラベトベトンを立てても影響が少ないのでムゲンダイナVMAXほどウソッキーに弱くないのも良い。
それこそダストダス+クレッフィで自分だけ特性使い放題プランもあり。
まんたんのくすりで耐久を高めるもよし、ダンデで330までワンパンするもよしとカスタマイズ性が高いのも特徴。
イカサマゾロアークやマインドジャックゾロアークでGX、V、たねロックから抜け出せるのも〇。
【対策】
特性ロックやグズマを要求させる。対策可能とはいえ1ターン貰えることが多い。
オカルトマニア時代にはそれ1枚で対策されていたけれど、もういない。
セキタンザンVMAX
ワンパン。
ダークライGX
デッドエンドGX。
特殊エネルギーロック
ポケモンレンジャーを要求する。
特殊エネルギーのついたポケモンからダメージを受けない特性
特性ロックを要求する。
【はじまりのきおくミュウBOX】
Full Grip Games Online Series #7 1位/52人
ミュウ+次元の谷+ダブル無色エネルギーでウッウVのスピットシュートを毎ターン宣言し、デデンネGXや望遠スコープ込みでクロバットVを主食とするデッキ。
ブルブルパンチでグッズロックしたり、ゆびをふるで相手の技を貰ったり、HPの高い突破が不可能な相手をロストパージGXで飛ばしたり、カウンターエネルギー+ウソッキーで闘弱点をついたりとできることが器用。
【対策】
特性ロック(サイレントラボ、ダストダス、アローラベトベトン)
ほとんどの技を打つのにサイド優位を貰えないカードで宣言する必要が生まれ、宣言するために2ターンかかるようになる。
混沌のうねり
フィールドブロワーを打ってから次元の谷を貼るという重い要求をする。
特殊エネルギーロック
ポケモンレンジャーを要求する。
パラライズボルト
ミュウを倒されながらグッズロックされるのは厳しい。
【マッドパーティ】
LOS Weekly #7 33位/125人
バトルコンプレッサーやダブル無色エネルギーのあるエクストラではマッドパーティも強化されます。
ミュウやマーシャドーで弱点を突きつつ、アタッカーの枚数を増やせるのも打点を上げる上で強い。
【対策】
グッズロック
アタッカーのHPが低いので、パラライズボルトをされながら倒されると厳しい瞬間があります。
特殊エネルギーロック
特殊エネロックがありそうだと感じたらポケモンレンジャーをトラッシュに落とすと思うので、それを確認したら別のポケモンで殴り、サイドを取らせた瞬間にNと絡めてロックしにいきましょう。
【ほろびのかがやきネクロズマ】
LOS Weekly #10 28位/112人
ウルトラネクロズマのデメリット特性をサイレントラボやダストダスで踏み倒し、エネルギー拘束をダブルドラゴンエネルギーで踏み倒し、相手の特性をロックしながら170点とエネ破壊を非ルールポケモンで連打するデッキ。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXと組んだり、ゴミなだれダストダスが分岐進化して殴ってきたり、カウンターエネルギーでウソッキーやコバルオンが殴ってくることもありました。
【対策】
混沌のうねり
これを先1で置いたり、ダストダスやヤブクロンを倒しながら置くと1ターン貰えます。
グッズロックしながらだとより盤石。
特殊エネルギーロック
ポケモンレンジャーや基本エネルギー+ゴミなだれダストダスを要求できます。
1エネアタッカー
打点が限られているのでまんたんのくすりやAZ、アセロラで回復しながら戦えると楽。
特にカビゴンVMAXはほろネクに強いです。
ザオボー4回
ダブルドラゴンエネルギーを封じればほぼ勝ちなのでコントロールデッキだと楽です。
LOS Weekly #7 9位/125人
ヤーコンで山を掘り進めてドリュウズにきあいのタスキを持たせて1回相手の攻撃を耐えます。
その後、ギリギリポーションやまんたんのくすりで回復して再度きあいのタスキを持たせます。
そしてたがやすで山札に4枚、使用したリソースを戻します。
また耐えてたがやします。
以下ループするというデッキ。
グッズロック対策にようじんぼうガラガラ、ザオボーなどの対策にキリンリキを採用したシンプルな構築。
【対策】
グッズロックを通す
特性ロックした上でグッズロック技を打つか、特性でグッズロックをするか、ガラガラを倒した後にグッズロック技を打つ。
グッズロックなしでまともにやりあうことは難しいと思います。
ザオボーを複数回通す
きあいのタスキさえなければ難しい相手ではない。
ピッピやゾロアークやキュウコンVのようなカードとザオボーが共存したデッキだと楽に相手できることでしょう。
Full Grip Games Online Series #7 2位/52人
アオギリの切り札でばくりゅうカメックスをすぐに立てて、ミュウ&ミュウツーGXに水エネルギーを貼りキングドラGXのハイドロポンプやカメックスGXのロケットスプラッシュで大ダメージを与えるデッキ。
マッドパーティのような小さいポケモンはエーフィ&デオキシスGXで20ダメカンばらまいて掃射。
余裕があればキングドラGXもアオギリの切り札で立てられてサイド3-2-3を強いることもできる。
このように爆発力だけは圧倒的なデッキタイプ。
【対策】
・グッズロック
後1から宣言されると無理。
・特性ロック
先1サイレントラボでもいい確率で止まる。
アローラベトベトンやミミッキュでミュウミュウツーGXが止まり、ダストダスならばカメックスごと止まる。
・後攻を取る
先行のメリットがほぼないので、その分サイドレースを優位に進められる。
オカルトマニアがいなくなって動きやすくなったとはいえ、安定はしない。
マッチアップとカメックスの立ち具合によっては勝てるけど、難しいと思います。
優勝者のミュウBOXに負けてるのは多分グッズロックのせい。
【壁系コントロール】
LOS Weekly #6 11位/103人
Full Grip Games Online Series #7 5位/52人
Banditto League Weekly #1 1位/6人
みがわりロボとピッピ人形で8ターン稼いでいるうちにエネルギーを割ったり、カウンターキャッチャーで縛ったり、フーパで壁したりするデッキ。
とおせんぼカビゴンで殴れない相手を捕まえるのも強いし、それを見越してベンチにポケモン出さないのなら、ロストパージGXで飛ばして勝ち。
にんじゃごっこからいきなりカエンジシに進化したり、ルカリオ&メルメタルGXでエネルギーを割ってくるデッキもある。
トロピカルビーチの入手難易度があるので地域によっては切っても良さそう。そもそも時間が足りないことも予想される。
【対策】
グッズロック
コントロール系統を相手する基本。
トラッシュからのエネルギー加速or回収
あるとないとでは楽さが変わってくる。
AZ、回収ネット、マオ&スイレン、ポケモン入れ替え、とりつかいなど
入れ替え札があるとカビゴンにキャッチされても解除しやすくなる。
非ルールアタッカー
フーパなどの突破用に欲しい。
【マルヤクデVMAX+ダストダス】
LOS Weekly #7 4位/125人
スタンダードのマルヤクデVMAX+ボルケニオンにダストダスを加えた形。
灼熱の大地やヒートファクトリー◇でドローしつつトラッシュにエネルギーを送るという動きが美しい。
ここまで読んだ方はお分かりの通り、ダストダスはかなりの範囲の相手を止められるので、マルヤクデVMAXを通しやすくなるいい相方です。
【対策】
1ターン目にマルヤクデVをワンパン
初ターンは準備しかできないのでそこでテンポを奪えるとよい。
あまり対策と言える対策を思いつかないので、いい方法がありましたら教えてください。
【ショックロック】
Atrai VIV Mini #4 11位/45人
ライチュウの特性:エボルショックを最大限に生かすロックデッキ。
ピカチュウをライチュウに進化させて相手を麻痺させ、回収ネットで退化させる。
ムーランドで相手のサポートをロックしてベンチを守り、メモリーエネルギーでヨーテリーのものひろいを使って回収ネットを手札に回収。
このループで相手を毎ターン麻痺させる。
最終的に山を堀りきり、サポート2枚を友達手帳で山札の回復をする。これでループの完成。
このリストではドローソースにカビゴンを採用していますが、持っているのであればトロピカルビーチでいいと思います。
日本環境ならプレイヤーズセレモニーでも回せると聞いたことがあるので、ザシアンVでも回せるのかもしれません。
【対策】
隠密フード+キュワワーやコバルオンGX ダストダス+ポケモンのどうぐ
このリストに対してはポケモンの道具を貼れるのですが、ヌメルゴンやオムスターを採用したリストもあるので汎用性のある回答ではないです。
進化ポケモンの特性を止めることができないので、これで勝てるはず。
しかしここに枠を割くだけの空きがあるかというと微妙なところ。
他にも特殊状態や麻痺にならない特性を持ったポケモンがいるので探してみましょう。
入れ替え効果のあるグッズを採用する
サポートのグズマは特性:ばんけんのせいで使えないので、ポケモン入れ替えやあなぬけのひもを採用しましょう。
それだけでサイドを6枚削りきれるわけではないので、同時に何か工夫が欲しい所。
回復効果のあるグッズやスタジアムを採用する
草デッキならライフフォレスト◇が自然と入る…か?
θストップのポケモンを採用する
相手の特性の影響を受けなくなる古代能力持ちのポケモンを採用する。
MジュカインEX ウルガモス ヤジロン ゴルーグ ポリゴンZ カラマネロ セレビィ ヤミラミ
特性でグッズロックをする
モクナシラフレシアを使おう。
【ポリゴンZ型ショックロック】
PTCGO STORE Online Regional [Perfection] #2 9位/125人
Atrai VIV Mini #4 10位/45人
ライチュウのエボルショックをセレビィ◇のときのひずみやポリゴンZのデジブリートで使いまわすショックロック亜種。
ノコッチで呼んで逃げずにベンチを整えて
ライチュウでエボルショック、ミロカロスでトラッシュのカードを回収
セレビィ◇のときのひずみでベンチポケモンをすべて退化させてループ完成
セレビィ◇が倒されるまでにポリゴンZを立ててデジブリートでループを引き継ぐ
【対策】
ムーランドショックロックへの対策がだいたい通じます。
このリストならコバルオンGXやキュワワー、ダストダスでも対策できます。
オリーヴでグズマやバトルサーチャーを流されていたずらスコップの速度に負けるなんてことがなければグズマを5回言っても勝てそう?
【オーロットBREAK】
Weekly Expanded 4位/42人
後攻1ターン目に次元の谷を貼ってボクレーでかくせい進化。
オーロットはバトル場にいるだけで常時グッズロックなので、これ以降相手の動きが遅くなる。
2ターン目にオーロットBREAKに進化して1エネつけるだけで30全体ばら撒きを連打できるようになる。
倒されてもレスキュースカーフですぐに後続を用意できるので永遠にグッズロックし続けて
カプ・テテフのマジカルスワップでばら撒いたダメージを集めて〆るデッキ。
HPや攻撃力インフレ、ゾロアークGXの隆盛により表舞台から消えたと思っていましたが、入賞してて驚きました。
【対策】
逃げエネルギー軽減特性など
途中で必ずカウンターキャッチャー+Nをされるはずなので、バトル場に縛りつけられないように気を付けましょう。
魅惑のポフレやターゲットホイッスル採用もいた気がしましたが、それは運が悪かったと諦めていいと思います。握る人はいたとしてもほんのわずかだと思うので。
【ドンカラスGX】
別に結果を残したわけではないけれど、オカルトマニアが消えたせいで当たると嫌な地雷デッキを1つ紹介。
後攻をとって闇の石でドンカラスGXに進化。
これ以降相手に特殊エネルギーとスタジアム、ポケモンの道具をプレイさせません。
サイレントラボを貼って相手のクイックボールからの復帰を許さず、ダブル無色エネルギーを貼ってアンフェアGXで相手の手札を見て好きなカードを2枚トラッシュ。
このターンにマリィまで打てていれば100点。そこまで決まればトップ次第ではありますが完全に止まります。
少し動いたとしてもクラッシュハンマーやフレア団のしたっぱで止めたり、殴れない相手を前に持ってきて狙撃したり…
もちろんマリィで全ての札がそろう訳がないので、カブで8枚引いて次のターンにマリィアンフェアを持ち越すのもあり。
【対策】
祈る
握る人がいないように祈る、不安定なのでドンカラス単を握る人はかなり奇特。
また、トップ解決すれば何の問題もない。
入れ替え、回復札を用意する
縛られるのが面倒。
コントロールを使う
エネルギーを割りきればリソース回復手段がミラー意識のすごいつりざおくらいしか入ってないので、容易に勝てる。
たまーにゾロアークGX入りデッキに2ラインくらい出張しているのを見かけるけれど、綺麗に詰ませることができるのなら悪くはないかなーと思ってたり。
以上でデッキ紹介を終わります。他に紹介してほしいデッキタイプがありましたら、Twitterかコメントかでで伝えてください。
この記事からエクストラに興味を持っていただけたり、PTCGO(ポケモントレーディングカードゲームオンライン)を始める方がいらっしゃれば幸いです。
それでは!